【コンセント増設】分電盤の空き状況を確認する!
各家には分電盤という電気を、一つにまとめている装置があります。
これは電気が漏電など、もしもの時に家を守るための安全装置です。
漏電などが起きると分電盤の中にあるブレーカーが、危険を察知し電気を遮断します。
遮断するとこれ以上電気が流れないようにし、漏電による火災が起きるのを未然に防ぐ役割があります。
この分電盤のブレーカーに、電気の許容範囲に余裕があればコンセントの増設が可能です。
もしなければ、分電盤を今よりも許容範囲が大きいものに交換しないと、コンセントの増設ができません。
【コンセント増設】コンセントの増設場所を確認する!
分電盤は1階に設置されていることが多いですが、コンセントの増設箇所が2階などの違う階の場合は、増設のための配線が見えないように処理できない場合があります。
また、同じ階の場合でも家の構造上または、増設場所によって同じく電気の配線を隠せない場合もあります。
もし電気の配線を隠したい場合はご相談ください!
【コンセント増設】コンセントの使用用途を確認する!
コンセントには、アースが必要ものがあります。
冷蔵庫や電子レンジなどのコンセントに、緑色の線がついているのが「アース線」です。
冷蔵庫や電子レンジといった家電が漏電した場合、人体などに影響がでないように電気を逃がすための装置です。
これがあることで、人体や家などを電気から守っています。
アース線は、必ず専用のコンセントに繋いでおくことをオススメします。
【コンセントの増設】コンセント増設は資格が必要です!

ホームセンターや、インターネットも道具が手軽に購入できます。
コンセントも、もちろん販売しています。
しかし、コンセントの増設などは、電気工事士という資格が必要です。
もし、無免許でのコンセントを増設は、罰則を課せられます。
注意してください。
【コンセントの増設】コンセントを増設する方法は2つある!

コンセント増設方法は、大きく分けて2つあります。
【コンセントの増設方法】露出型について知ろう!
露出型は、コンセントの配線を隠さずに配線し、コンセントを増設する方法です。
メリットは配線を隠す手間がないので、好きな場所にコンセントを増設できます。
デメリットは配線が見えているので、見映えがよくありません。
コンセントの取り付ける位置によっては、長い距離を露出した配線が見えます。
配線をあまり目立たせないために、モールという化粧カバーで配線を隠せます。
【コンセントの増設方法】隠蔽型について知ろう!
隠蔽型は、コンセントの配線を壁などの中に入れて、配線して目立たなくコンセントを増設方法です。
メリットは露出型に比べて、配線が目立たないので増設したようには見えないことです。
デメリットは配線を壁の中で処理するので、場所によっては壁の中に配線ができない箇所ができてしまい、コンセントの増設場所に制限がありす。
どうしても隠蔽型を希望される方は、壁などに穴を開けて配線すると可能ですが、壁などの補修の費用が余分にかかります。
壁紙など貼替えリフォームする時に、配線を隠蔽処理すると補修感がなくなり、キレイに仕上がるのでオススメです。
どちらのコンセント増設方法がいいか、ゆっくり考えてみてみましょう。
【コンセントの増設】コンセントの種類

【コンセントの増設】200V用のコンセントの特徴
コンセントのプレートに、200Vと表示されているのものがあります。
家の電気は通常100Vの電気が流れています。
けれど、家電の中には100V以上の電気を必要としているものがあります。
その家電のために専用の200Vのコンセントを用意しています。
エアコンやIHコンロなどが200Vのコンセントを使用する事が多いです。
【コンセントの増設】防水コンセントの特徴
外に取り付けるコンセントは雨や水の触れる恐れがあるので大変危険も伴います。
それでも欲しいと思う方に、オススメなのが防水コンセントです。
その名前とおり、防水効果があるコンセントです。
給湯器や、電気温水器などの外に設置している設備に使用されています。
【コンセントの増設】フロアコンセント
壁からコンセントを引っ張るには遠すぎる場所にある場合は、フロアコンセントというコンセントがあります。
これは床の中にコンセントが隠れており、必要なときに床から取り出して使用できます。
大きなリビングや、オフィスなどによく使用できます。
このようにコンセントにも種類があり、どんなコンセントを増設したいか確認してみてみましょう。
【コンセントの増設】コンセント増設ができない場所

コンセント増設ができない場所があるって、知っていますか?
【コンセントの増設】コンセントを増設できない場所
コンセントには、電気が流れています。
電気の天敵といえば水です。
水回りにコンセントを増設するのは、NGです。
防水コンセントというコンセントがありますが、常に水に晒されている浴室などの場所では、防水コンセントで対応できません。
漏電の危険性があるからです。
【コンセントの増設】コンセント増設のオススメの場所
コンセントを使う用途を考えてみてください。
掃除機を使用する時に、コンセントが近くにないと困りますよね?
廊下や、階段の場所に以外にコンセントの数が少なかったり、階段にはコンセントがない場合がほとんどです。
階段の場合は構造上コンセントの増設ができない場合がありますが、できない訳ではありません。
ただ、注意点としては常時階段のコンセントに電化製品などを繋いだままだと、足を引っかけたりして落ちる危険性があるので、使う時だけにしましょう。
階段の上下の直ぐ近くにコンセントを増設するのがオススメです。
廊下も同じくコードの届く範囲にコンセントがあれば、延長コードを用意しなくていいのでラクです。
最近では見ませんが、トイレにコンセントが無い家もあります。
和式便器などはコンセントがない場合もありますが、洋式でも無いこともあります。
トイレの場合は、今では公共施設でもよく見かけるウォシュレット付便座を設置する時に、電源が必要になります。
将来ウォシュレット付き便座を取り付ける時に、コンセントがあると便利です。
コンセントの増設は資格が必要です
コンセント増設には電気工事士という資格が必要になります。増設を希望される場合は、業者へのご依頼をして下さい。
コンセント増設をご希望の場合は、麻生電設にご連絡ください!