急な大雨や落雷で、停電が起こることは珍しくありません。
停電によって、急に電気が消えてしまったりテレビがつかなくなったりという経験をした人は多いでしょう。
急な雷で停電、しかも夜となると、パニックなりかねません。
そんな時に慌てず対応できるように日頃から対応方法を知っておくのは大切なことです。
雷での停電の時の対処方法
まずは、明かりの用意をしておくことが重要です。
懐中電灯や電池式のランプ、ろうそくなど明かりになるものをあると安心です。
万が一の時に備えて、いつも決まった場所に非常用の明かりを置いておくと便利です。
明かりの確保ができたら、電化製品の電源プラグを抜いてください。
これは停電の際に火事や事故を防止するためです。
ブレーカーが落ちていないかも確認をしてください。
もし、ブレーカーが落ちている場合には、ONにして電気をつけてみて下さい。
雷でブレーカーが落ちる原因
①漏電ブレーカーの誤作動
漏電ブレーカーとは配線や電気機器のトラブルで漏電が起こった場合に、
電気を止めて火災や感電が起きないようにするための安全装置です。
この漏電ブレーカーは電気的なノイズに弱いという特性があります。
そのため、雷によって誤作動を起こすことがあるのです。
②落雷で漏電ブレーカーが破損
電気機器に破損が起これば漏電ブレーカーが作動します。
事故を防ぐために作動します。
電柱や電線などに大きな電気の力が加わった場合に変圧器などが破損することがあります。
それが原因で、ブレーカーが落ちてしまいます。
もし漏電ブレーカーが落ちた場合には、漏電の危険性を考えてください。
漏電している家電製品に人が触れてしまうと、感電してしまうおそれがあります。