漏電ってなに?
漏電とは電線や配線などの劣化で外部に電気が流れ出ている状態のことです。筒状は電線や配線などには電気が外部に流れないよう被膜などで覆われています。これは「絶縁」と呼びます。この絶縁が何かの原因で外れていたり、十分に施されていないと漏電し感電や火災につながるります。
感電したらどうなるの?
感電した場合は、下手をすると死に至る危険もあります。
きちんと電気について知っていなければならない部分です。
人間が感電した場合のご紹介をします。
- 0.001A…ピリッとしびれる
- 0.005A…ビリっとかなり痛みがはしる
- 0.01A…ビリビリと耐えられない状態
- 0.02A…筋肉の硬直が見られ、呼吸の乱れが出る
- 0.05A…短時間でも命の危険がある
- 0.1A…死に至る、または致命的な障害が残る
家庭で使用するものでは電子レンジは6A以上、電気ポットは8A以上になります。便利で毎日使用している電化製品でも、間違うと命に係わる事態もあるということを忘れないでください。
いつもより電気使用量が異常に増えたら要注意!
冬場や夏場エアコンを使い過ぎると電気量というのは増えるものですが、それでなく、いつもより異常に電気用が上がったと思った場合は、一度確認をおすすめします。
電気は目に見えない上に、金属などの電導体があればどこにでも流れていきます。漏電箇所から離れた建物の外壁や物干し竿まで電気が流れて火災につながる危険性もあります。漏電ブレーカーに異常がないからといって安全とは限りません。
建物内外の金属部分に触れて痺れる感覚があるのも漏電に気付くケースです。
漏電かな?と思ったら、漏電箇所をチェックしてください
1.まずはブレーカーを確認!
※漏電箇所のチェックはブレーカーからできます。
- ブレーカーのすべてのスイッチを「切」にする
- 漏電ブレーカーとアンペアブレーカーを「入」にする
- 安全ブレーカーをひとつずつ「入」にする
漏電ブレーカーを「切」に入れた時に、安全ブレーカーが反応する箇所に漏電の疑いがあります。機器の故障やコードの破損の可能性があります。機器類に問題が場合は、配線などから漏電している可能性があります。
漏電は予防できる!
漏電の疑いがあったら、早急に電気工事業者への連絡が必要です。けれど、日頃の心掛けで漏電は防ぐことが出来ます。
- アース線をつなげる
- 電源コードの劣化を確認する
- コンセント周りのホコリをこまめに取り除く
- たこ足配線にしない
- ぬれた手で機器に触れない
- 機器を水気や湿気の多い場所に設置しない
- 定期的に電気の点検や工事を依頼する
日頃から心がけることで、安全な電気を使えます。
もし、異常が見られたら、早急な対応をしてください!
即日対応、緊急対応、24時間対応、夜間対応いたします